昨日は私が応援しているJリーグの
名古屋グランパスの新体制発表会がありました。
今期は選手がかなり入れ替わりほぼ一から
チーム作りをしないといけないなという印象です。
監督は3年目の長谷川健太監督。
30年前のドーハの悲劇を経験し
その後監督として国内では多くのタイトルを
獲った実績十分の監督です。
今年の始めに昨年のチーム内であった出来事を
記録したドキュメンタリー映画を見てきました。
試合時のロッカールームの様子が映っていますが
そこでの長谷川監督のマネジメントが
なるほどな~と思いました。
チームのエースであるFWのマテウス選手が
見方との連携が上手くいかずイライラが爆発して
試合中に味方選手に当たり散らしていました。
その後マテウス選手は得点を決めるのですが
ハーフタイムのロッカールームでは
監督はマテウス選手を個室に呼び出して話をした後、
全員の前で謝罪させました。
また、もう一人のエースストライカーである
FWのユンカー選手はよいパスがこないと
あからさまに不貞腐れます。
試合中なんどもあるので見ている私たちも心配になるほどです。
そんな彼にもしっかりと話をします。
ユンカーのようなFWは自己中心的・独善的な
傾向がありますが、そんな彼が
チーム全体が上手くいってない時に
練習の間に「何か自分にできることはないか」と
キャプテンに語り掛けるシーンは
「えっ、ユンカーってこんないい奴だったの?」
って思わせるほどでした。
これらはおそらく長谷川監督のマネジメントによるもの
だと思うのですが詳細はわかりません。
ただ前述の2人の時に共通しているのは
その人の特徴や日々の行いを見ていて、それを伝え
最後に大きな期待を寄せていることも伝えていました。
素晴らしいリーダーの片鱗を見ることができました。
6月から始まる
組織のリーダーのためのマネジメント講座
チームビルディングトレーニングキャンプ