つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

自分の思い込みに気づく「吹き出し」

昨日は自分のメンタルモデルを確認するための

「推論のはしご」という考えをお伝えしました。

 

経験を重ねていくうちに

はしごを2段、3段跳びでのぼり

判断し行動をしていくようになります。

これが思い込みやバイアスになります。

 

こういった思い込みやバイアスに

対処するためにはどうしたらよいでしょうか?

 

まずは「気づく」ことです。

気づくことは学びの起点となります。

 

当たり前じゃねーか!ってことなんですが

実際には気づく前に行動しているケースが多いです。

コーチングや対話の場面では

たびたび「自分の思い込みに気づきました」と

自分一人ではなかなかできないもんです。

 

気づくための手段の一つとして

吹き出しをつける」ということがあります。

例えば会社の会議の場面で

 

<実際の会話>

開発担当Aさん「もっとコストをかけないと良い車はできません!」

財務担当Bさん「コストはかけられません!」

開発担当Aさん「・・・」

 

実際の言葉の裏にある発言者の想いを吹き出しで表します。

吹き出しの言葉>

開発担当Aさん「海外高級車に対抗するにはパーツや性能の向上が必要だろう」

財務担当Bさん「開発担当者はコストのことなんか何も考えてない」

       「自分たちで作ると言った車も作れやしない」

       「コストを抑える発想もありゃしない」

開発担当Aさん「財務の奴らはどうやって車をつくるなんて

        わかっちゃいないし、わかろうともしない」

       「彼らは数字さえ合わせればいいと思っている!」

 

こうやってみるとそれぞれに

「自分の意見が正しい」

「相手の意見は間違っている」

という前提が見てとれます。

 

さらに言えば具体的な状況に関する判断というよりかは

「開発担当者は~」「財務部門は~」という

カテゴリーで判断していることもわかります。

 

このように発言の背景について深堀りすることで

どんな前提、思い込みがあるかがわかることがあります。

 

 

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