昨日は「人は強みでしか成果を上げられない」
ということをお伝えしました。
一方で「人は強みでやらかす」こともします。
結局なんだんだ!?
と怒らないでください。
ちょっと前に私の周りであった話です。
ある仕事の案件を紹介され
その方(Aさん)と一緒にやるということになりました。
Aさんが依頼先との窓口となり話を進めていたのですが
契約前になって先方が条件を下げてきました。
それはないわ~って感じではあったのですが
かなりチャレンジングな仕事でもあったので
その条件でやりましょう!とAさんと話しました。
しばらくするとAさんから
「やっぱり断りました」と連絡がきました。
話をしてみると
「あの条件ではやっぱりモチベーションが上がらないし
佐藤さんに申し訳ない。」とのこと。
私は「やりましょう」と言ったのですがね。
その後もAさんの中で「やる」「やらない」が
二転三転して日にちが過ぎるばかりでした。
話をするたびに彼から出るのが
「申し訳ないので」
という言葉です。
どうやら私と話している時は私に対して
「この条件では申し訳ない」となり
依頼先と話している時は依頼先に対して
「断るのは申し訳ない」となっていたようです。
Aさんは人との距離を詰めるのが上手く
簡単に言えば人懐っこい感じです。
人間関係を重視する思考がとても強いです。
その一方で目の前の相手に気持ちを汲み取り過ぎて
結果的にどっちにもいい顔をしてしまう。
という悪い方に今回はでてしまいました。
私はこの一連のやりとりで
「あ~、強みがでてるな~」って感じてました。
最終的にその案件はなくなってしまったのですが
久しぶりに強みでやらかすパターンを
目の当たりにしたのでご紹介しました。
6月からスタート!