昨日から東京に来ています。
チームビルディングを学ぶ仲間が全国から集まる
イベントに参加しているのですが
学んだことを実際の現場で
成果をあげている事例を聞く機会がありました。
その方は保育園の園長です。
ただ保育士の資格がないので現場経験がありません。
前任の園長と13名の保育士が一気に辞めるという
異常事態の保育園をわずか3年で立て直しました。
園長就任直後の保護者説明会では
謝罪から始まり怒号が飛び交ったそうです。
「この園はどうなっているんだ!」
「保育士でもない奴が園長できるのか!」
「子供も持ってない奴ができるのか!」
そうなんです。
この方は子どもをもっていません。
でも保育園を立て直し
最後には保護者から感謝されるまでになったのです。
話しの中で一番印象的だったのが
「信じる」ということです。
それは残っている保育士さんを信じるということです。
しかし、いきなり外から現れた園長のことなど
誰一人として良くは思っていません。
平気で無視されるし、陰口もたたかれたようです。
なぜ「信じる」ことができたのでしょうか?
実はここで大切なのは「なぜ」ではなく
「なに」を「信じる」かなんです。
彼が信じたのは保育士さんたちの
子どもを思う気持ちです。
子どもに元気よく過ごして欲しい
子どもに楽しく過ごして欲しい
そのために誰もが園を良くしたいと思っている。
それだけは間違いないと思ったそうです。
社員が文句ばかり言っているという愚痴を
たまに聞きます。
そこで思うのは文句ばかり言う社員でも
何かしらの選択をしてそこにいる。
ということです。
そのように考えたときに信じれるものが
見つかるのかもしれません。
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発行元:エフリンク経営サポート
代表 佐藤文隆
連絡先:fumi@flink22.com
HP : https://flink22.com/
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