昨日はポジティブアプローチの
基本の順番についてお伝えしました。
ではなぜポジティブアプローチが
人や組織の問題を扱う際に有効なのでしょうか。
例えば
常に理想の未来を見ているので
全体的にポジティブな議論になります。
メンバーが自発的に実施したくなる
解決を生み出す傾向になります。
そして「どうやったらできるか」を考えるので
組織や人の強みに焦点をあて、その連携を
生み出すことに繋がります。
一方、別の問題解決の方法として
ギャップアプローチがあります。
「なぜ」を繰り返すことによって
問題の真因を明らかにし
その真因を解決することでその後の問題も
解決するという手法です。
多くの人や組織、特に製造業ではこの
アプローチが主流だと思います。
ギャップアプローチは
機械やシステムなどモノに対しては
非常に有効で解決の近道になると思います。
ただこれを人や組織にやっていくと
ただ単純にその人を追い詰めたり
最終的には組織の中の誰かのせいになる
いわゆる犯人捜しのような状態になってしまいます。
そんな犯人探しをすることなく
どうやったら上手くできるかを考えていくのが
ポジティブアプローチ最大の特徴と言えます。
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発行元:エフリンク経営サポート
代表 佐藤文隆
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