つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

誹謗中傷者もU理論で説明がつく

ネットをみていたら

誹謗中傷を受けていた漫画家さんが

開示請求をして示談に持ち込んだ話が

ショート漫画ででていました。

 

ここには誹謗中傷した側の心情が

書かれていてまさにずっとお伝えしている

U理論の上に行く事例だと思いました。

 

U理論の上に行くパターン、つまり破滅のパターンです。

 

順を追って説明していきます。

 

ダウンローディング

起こった現象を認識する段階で

スタート地点になります。

→「発信者情報開示の意見照会書」が来ました。

プロバイダ側から情報開示されそうだけど意見ありますか?

という文章になります。

起こった現象を認識しました。

盲目状態

自分が正しいと思っているので

起こっていることに気が付きません。

→しばらく現実を理解できないでいます。

観ない

客観的に見れない状態で

ある意味自分に都合のよいようにしか

見れていない状態です。

→他の奴もやってるし!

相手のことは考えず自分がどうなるか

しか考えていません。

立てこもり

自分の考えに固執します。

周りの意見に耳を貸そうとしません。

自分が正しいと主張し続けます。

→家族が心配していろいろ聞きますが

ハッキングされたとして嘘をつき

部屋に閉じこもってしまいました。まさに立てこもり。

感知しない

自分の事に必死で相手のことが

まったく考えられない状態です。

→自分の都合の良いように考えまだ相手に

バレてないと思い込んでます。

しがみつく

さらに自分の考えに固執します。

こうなるとよっぽどのことがないと

引き返せません。

→家族も誤魔化せたしなんとかなったと

思い続けます。

不在化・傲慢

私は悪くない、私のせいじゃない

完全に他責の状態になっています。

→意見書に対して「無視する」という決断をします。

 

意見照会書を無視するとどうなるのか。

特に意見ナシをみなされ開示が進められ

弁護士の名前付きで開示がされます。

まさに破滅の道です。

 

せめて意見照会の段階で対応していればですが

当の本人は嘘に嘘を重ねたり

立てこもったりしてどうしようもありませんでした。

 

前にも言いましたけど

このU理論の段階を理解しておいて

自分がどこにいるのかを客観視する、

誰かにフィードバックを受ける。

そして周りの声を聴く。

 

組織の人間であれば身につけておきたいスキルです。

 

 

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