昨日お伝えしたスゴ腕弁護士の
対話力についてもう少し聞きたいという
お声があったので今日もその話です。
ゴミ屋敷の住人(姉妹)は
10年位前から様子がおかしくなり
現在の状況になってしまったようです。
過去に隣の住人や店舗、警察や市が
話をしにいっても支離滅裂なことを言って
全く聞く耳持たずでした。
今回の弁護士は隣人から悲惨な状況を
事前に聞きながらも
姉妹に対しては低い姿勢で
今どんな状況かこれまで何があったのか
しっかり聴いていきます。
当然その中には耳を疑うような話も。
それでもしっかり話を聞くと
姉妹も実は困っているということを漏らします。
その言葉を聞き逃さず
さらに聴いていきます。
ある程度状況を聞いたところで
弁護士は姉妹に対して
どうなっていたいか
どういうことをしたいかを聴くと
姉が犬も連れて入れるカフェを
開きたいと話し出しました。
都内の大型駅目の前の最高の立地です。
その話を膨らましていくことで
未来のありたい姿をイメージすると
現状とのギャップに気づき
自ら片付けをするようになりました。
テレビでは編集されているので
実情はもっと大変だったと思いますが
簡単に言うと現状と未来(目標)を
明らかにしギャップを埋めるための
行動を促すという基本的なコーチングスキルを
駆使していると私は感じました。