つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

人はどのように成長するのか

昨日は「インテグラル理論」の
さわりの部分だけお伝えしました。

インテグラル理論が書いてある著書の
人の器という話が分かりやすかったので
今回お伝えしようと思います。

「人の器」というと例えば
「器の大きい人」と言うと
何事にも寛容でゆとりがあって
とても魅力的な人というイメージだと思います。

インテグラル理論では器を
人の成長と紐づけて述べられています。

例えば知識やスキル、経験などの
いわゆる人の能力に関わるものを
おさめるものを「器」と言っています。


人が成長するとはこの器が
大きくなることを言います。

ではどうなると器が大きくなる
つまり人が成長するのか

それは知識やスキル・経験が
その器から溢れ出た時です。

溢れ出たときにはじめて
人は自分の器の大きさ
つまり自分の現状の
レベルを認識します。

溢れ出たものを器にいれるには
否が応でも器を大きくしないといけません。

ものが溢れつつも
その量を収めることができる
器を用意する過程が
人が成長している過程です。

ここから何がわかるかと言うと
人はやむにやまれず成長するということです。