昨日は「インテグラル理論」の
さわりの部分だけお伝えしました。
インテグラル理論が書いてある著書の
人の器という話が分かりやすかったので
今回お伝えしようと思います。
「人の器」というと例えば
「器の大きい人」と言うと
何事にも寛容でゆとりがあって
とても魅力的な人というイメージだと思います。
インテグラル理論では器を
人の成長と紐づけて述べられています。
例えば知識やスキル、経験などの
いわゆる人の能力に関わるものを
おさめるものを「器」と言っています。
人が成長するとはこの器が
大きくなることを言います。
ではどうなると器が大きくなる
つまり人が成長するのか
それは知識やスキル・経験が
その器から溢れ出た時です。
溢れ出たときにはじめて
人は自分の器の大きさ
つまり自分の現状の
レベルを認識します。
溢れ出たものを器にいれるには
否が応でも器を大きくしないといけません。
ものが溢れつつも
その量を収めることができる
器を用意する過程が
人が成長している過程です。
ここから何がわかるかと言うと
人はやむにやまれず成長するということです。