つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

器からこぼれるときこそ成長のとき

昨日は最後に
人はやむにやまれず成長する
とお伝えしました。

つまり器に収まるだけの
量的・質的負荷であれば
その人の能力の範囲内で
していることになるので
それ以上の成長はありません。

そしてそういった状態のときは
自分の器は認識できません。

ご飯を茶碗によそう時
普通は茶碗の大きさを
意識することはありません。

ご飯をよそいすぎて
茶碗からこぼれ落ちたときに
はじめてこれぐらいしか入らないと
認識してもう少し大きい茶碗に変えます。

もし例えば部下に成長してもらいたいと
思ったら器からこぼれるくらいの
負荷を与えるしかないんですね。

その時はおそらくミスや失敗をするでしょう。
そして本人は混乱するかもしれません。

もし何かしらの助けを求めてきたら
ヒントを与えるか緊急であれば
答えを与えてもよいと思います。

大切なのは本人に自分の器に
気づいてもらう事です。


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