今日の日経新聞でこんな記事がありました。
(以下抜粋)
銚子丸は5日、2月から正社員約430人を対象に、
給与を一律で月額3万円引き上げると発表した。
昇給率は全社員の平均で9.3%、2024年の新入社員は12.7%となる。
同社によると過去最大規模の賃上げとなる。
パートやアルバイトの時給が上昇するなか、
社員の給与も同程度引き上げて優秀な人材の確保につなげる。
銚子丸ってこの東海地方ではあまり馴染がありませんが
関東地方を中心に展開する回転ずしチェーンです。
記事の最後には
「社員が効率化に努め、増益に貢献した」
とさらっと書いていますがめちゃくちゃ
大変だったと思います。
私の知っている範囲だと
100人採用すると100人辞められてしまう、
昔ながらの板前さんの職人気質が悪気なくブラック労働になって、
若手の離職を起こしてしまうことが悩みだったようです。
それが今では
勤務と勤務の間に11時間を必ず開ける「勤務間インターバル」を導入し、
厚生労働省の「勤務間インターバル導入促進検討委員会」の委員を務めるほどです。
2020年頃から働き方改革に取組み
様々な苦労を重ねてここまで来ているのだと思います。
取組みの途中では
総労働時間を5%削減しながら1時間あたりの売上を15%増加させたり
有給取得率を4倍にして、離職率を12%→7%にしたりと
成果を上げていましたがやはり時間がかかるものですよね。
特に働き方というのは人に関わることなので
すぐには成果がでませんが着実に取り組めば
後にいつの間にか大きな成果となっていた。
というものなんですよね。
6月から始まる
組織のリーダーのためのマネジメント講座
チームビルディングトレーニングキャンプ