つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

なぜフィードバックをするのか?

昨日は私が大学生のメンターを

している話から上司と部下との面談について

触れてみました。

 

面談における上司から部下への関わり合い

そして普段のコミュニケーションの中で

フィードバックはとても効果的なスキルです。

 

フィードバックについては何度も

触れていますが簡単に言うと

・事実をそのまま伝える(狭義)

・目標とのギャップを伝える(狭義)

・感想・アドバイスをする(広義)

 

ここでは広義の意味のフィードバックではなく

狭義のフィードバックについて触れていきます。

 

例えば

・あなたはTシャツを着ています。

・笑みを浮かべています。

は事実をそのまま伝えています。

 

・目標まであと30%ですね。

・(ゴルフの)ピンまで100ヤードです。

は目標とのギャップを伝えています。

 

これらを伝えることによって

相手は自分では無意識でやっていることを

知ることで新たな学びや気づきを得ます。

また、目標までのギャップを知ることで

目標に向かって正確な方向に進むことができます。

 

そりゃそうだろう。

とほとんどの方は思うでしょう。

ただ実際は

・あなたは〇〇な人ですね。

・目標まで全然足らないね。

などと言ってしまうことが多いのです。

何が違うかというと

「評価」や「判断」があるかないかです。

 

この「評価」「判断」があるとないとでは

相手の受け取り方も全く違ってきます。

 

・「そんなこと言うなんてあなたはひどい人だ」

・「あなたからそう言われて私は辛い思いをしました」

 

どうでしょうか?

言っている内容はほぼ変わりませんが

自分がもしこのように言われたら

感じることも全く変わってくると思います。

 

自分がどちらの方を使いがちか

ちょっと気にしてみるとよいかもしれません。

 

 

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