つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

改めて説明します。「人材力」「組織力」「関係力」

このブログでよく組織やチームが
成果をあげるには「人材力」「組織力」「関係力」が
必要だとお伝えしています。

先日お会いした方にもうちょっと
詳しく教えてと言われその場で
説明をする機会がありました。

改めてこのブログの中でも
詳しくお伝えしようと思います。

まずは「人材力」です。
言葉だけを見ると個人のスキルとか
能力の高さと捉えがちです。

そういったことも含みますが
ざっくりいうと幅の話で
個々がどんなスキル・思考を持っているか
これは良く出てくる「効き脳」です。

論理的・現実的な思考の社員
計画的・堅実的な思考の社員
情緒的・人間関係を重視する社員
創造力・全体を把握できる社員

様々な思考をもった社員がいて
そのことをお互いにわかっているかが重要です。

人は「自分はこんな特徴があります。」
「思考・行動特性があります」なんて
最初の面接の時ぐらいしかいいません。

これが常にチーム内で把握できている状態が
人材力が高いチームと言っています。

なので最初に「効き脳」をやってもらうんですね。

健康が気になるあなた・・・

昨日はスーパーやコンビニで
良くお目にかかる健康によさそうな食品から
構造経済学の話をしました。

「タンパク質が〇〇gとれる!」と
例を挙げました。
いよいよ年末に差し掛かり
今年は忘年会なども増えてきそうです。

と同時に自身の健康面にも
気をつけたいと思う人もいるでしょう。

タンパク質の摂取はとても重要です。
ただタンパク質といってもその「質」も
様々なんですね。

タンパク質はアミノ酸で構成されてますが
人間が体内で生成することができないものを
必須アミノ酸といいます。

これが十分含まれているかどうかを表す数値が
アミノ酸スコアといって最大100です。

基本的には肉類や魚、卵、大豆が
アミノ酸スコア100です。

これらを積極的に摂ることが
本当の意味でタンパク質を摂るということに
なりますが大事なのはこれらを
朝昼晩とバランスよく配置することです。

なんでもそうですが
一気にたくさん摂るのではなく
結局はバランスだということです。

健康のためにタンパク質をとろう!

タンパク質は健康にいいから
たくさん摂らないと!

コンビニに行くと
「タンパク質〇〇g!」
と表示してある商品をたくさん見ます。

おっ、と思って手に取ります。


これがマーケティングです。
いじわるな言い方をすると
相手をあまり考えさせずに
買わせることです。

行動経済学で言うと
消費者のシステム1だけで買わせることです。

システム1は衝動的・直感的な思考で
言動することです。

仮に消費者がシステム2を発動させると…
「タンパク質は多いけど脂質も多いな・・・」
「結構糖質もあるじゃん・・・」
「ほとんど小麦からのタンパク質なんだ・・・」

と裏の栄養成分を見て買うか買わないかの
判断をします。

どちらが良いか悪いかではありません。
この場合、販売側は相手に買わせて
利益を得ることが目的なので
買ってもらえれば目的が果たせたことになります。
(消費者の健康については考えてません。)

みなさんが販売側になった際は
相手にどう衝動的に買わせるか
そんな視点でために考えてみてもいいかもしれません。

ジャイアントキリングの起こし方

相変わらずW杯が注目されていません。
予選リーグで厳しい組に入ったおかげで
日本が勝利するイメージが湧かないのか
マスコミも取り上げる頻度が少ないです。

そんな厳しい状況を脱するヒントとなる?
記事がありました。

news.yahoo.co.jp

イングランドプレミアリーグ2015-2016シーズンで
優勝オッズ5001倍を覆したレスターは
ジャイアントキリングの象徴として未だに語られます。

優勝メンバーの元日本代表・岡崎選手は

チームで戦おう、団結していこうみたいな、仲良しな感じはなかった。
はじめからチームのために頑張ると思っていると、こぢんまりしてしまう。
レスターも一人ひとりが個として野心を持ちながら、
自分のやるべきことをやっていたら、自然とまとまっていった。
強いチームは常に自分のできるベストを考え、それが結果チームのためになる

「自分のやるべきことをやる」
とは自分の強みをしり
強みを最大限活かすことであり
弱みの部分はその部分を強みとしている仲間に
補ってもらっている状態です。

だからまずは個々を見るということです。
人材力の話です。

そこから戦術はどうか
そのためにどんなコミュニケーションが必要か

組織力→関係力とつなげていきます。

国内組の選手がカタールに着いたようです。
これから欧州組も続々と合流して
改めて個々の強みを確認する作業になるはずです。

しかし今回のW杯はほとんど準備期間がない
異例の大会です。
さて、どうなるものか?

応援したいと思ってもらうには

昨夜、私が応援している名古屋グランパス
パートナー感謝の会に参加してきました。

これはクラブのスポンサー企業向けのイベントで
クラブの活動報告と選手との触れ合いが目的のようです。
触れ合いと言ってもまだまだ感染対策で
選手と言葉を交わすとか握手とかはありません。

ちなみに私は直接のスポンサーではないですが
ちょっとワケあって参加させてもらったのです。

途中選手と一定の距離を保ちながら写真撮影を
する時間がありました。
それでも約1mと至近距離です。

憧れの元オーストラリア代表ランゲラック選手は
デカイし超絶イケメンだし。
いつも画面越しやスタジアムで観る選手が
近くにいるだけでテンション爆上がりでした。

改めてこのような交流って大切だなと思いました。
普段見せない選手の顔を身近でみるだけで
もっと応援しようとか本当にスポンサーになろうかなとか
思うようになります。

会社であればお客様とどう交流するか。
ビジネスモデルに寄りますが
どんな形であれ最終的に自社を応援してもらうには
を考えた交流のあり方を模索したいですね。

ますます日本の構造が変わる

昨日は男性育休の話から
2025年問題について少し触れたので
もう少しこの2025年問題について
お伝えしようと思います。

2025年まであと2年ちょっとですね。
近づいてきたことでより現実味が増してきましたが
この問題については何十年も前から
分かっていたことです。

800万人ほどいる団塊の世代
後期高齢者となることで医療費・介護費などの
社会保障費が大きな負担になる問題です。

いよいよ日本は超高齢化社会
突入していくわけです。

認知症患者の増加も予想されていて
その数は700万人を超えるとも言われています。

国の人口とその割合はいわば構造なので
構造が変化すると表に現れる事象も
変化しこれまでになかった問題が
目立つようになってきます。

それらをいち早く感知し
対応していくことが構造が変化する中で
重要視していくことですね

「男性育休」はみんなのため

今日は午前中に男性育休について
セミナー講師をしてきました。

10月に育児介護休業法が改正されましたが
自分は社労士さんではないので法律や制度については
専門外になります。

制度はあっても育休がとりづらい空気というのは
簡単に改善するわけではありません。
そのあたりの話をしてきました。

まずは「男性育休」とはいえ
特定の男性だけのためのものではなく
社員全員のためのものという認識を
もっていただくことが大切だと思います。

それに2025年問題に代表されるような
介護の問題が今後大きなトピックとして
あがってくることも予想されます。

私も年齢的には親の介護の可能性があるので
本当に他人ごとではありません。

そのためにも休める・時間制約がある前提での
働き方というのを個人でも組織としても
取り組んでいく必要がありますよね。