今年に入って毎月1回
大学生のメンターとして1対1の面談をしています。
面談と言っても基本は雑談です。
大学のゼミ講義の一環で
学生以外の社会人と話すことで
学生の内から視野を広げてもらう
ということが目的です。
人生の先輩としてたいそうなことを言う事はありません。
こちらから何かアドバイスをすることもないです。
もちろん相手から求められたらします。
このようなメンターが何人かいて
お互いに、これも毎月1回どのように
進めているかを話し合う場があります。
そこで学生さんからの意見として
こんな内容がありました。
「アドバイスされると自分の考えを否定された気持ちになる」
これは相手から求められてないのに
良かれと思ってアドバイスをしたら
学生さんが否定されたと感じたということです。
今の学生さんはこういう感覚を持っている
ということです。
ひょっとしたらずっと昔からあって
Z世代になって初めて顕在化しただけかもしれません。
何度も確認しますが
アドバイスが悪いわけではありません。
そのタイミングと相手との合意の上で
効果が発揮されるものだということです。
出来る人ほど、優秀な人ほど
つい無意識にアドバイスをしてしまうものです。
大切なのは相手との合意ということです。
人と人の違いを理解する!
組織の人材力・組織力・関係力を数値化する!