昨日お会いしたある会社の幹部の方が
こんなことを吐露されていました。
相手の話をしっかり聴こうとしたんだけど
つい自分ばかりが話してしまったんですよね・・・
その方は頭の回転が速く
全体を俯瞰して見れる方なので
話を聞いてすぐパッと自分の意見や考え
解決策が浮かびます。
それはそれでとてもすごいのですが
ご自身なりに課題を抱えていて
いつも相手の話を最後まで聞けず
自分の考えを押し通してしまう傾向にあるということです。
そこでコーチングのスキルを学んで
コミュニケーション力をあげようとされています。
でも上手くいかない。
どうしたらよいのでしょうか?
こういう時に思い浮かぶのは
習慣化の6ステップです。
1.知らない
↓
2.知っている
↓
3.やってみる
↓
4.わかる
↓
5.できる
↓
6.している
今回の方を例にとると
コーチングスキルを「知らない」段階から
「知っている」になり「やってみる」まで行きました。
そして、習ったけどうまくできない自分に
気づきます。そして内省して次に活かそうとしています。
何回かやっていくうちに「わかる」段階になります。
こうしたら相手の反応が違った。
こう聴いたら相手の行動が変わった。
なので今は「やってみる」から「わかる」の
段階にいるだけです。
この段階を上がっていくためには
結局やり続けなくてはいけませんし
やりながら学ばないといけないんですよね。
これは俗にいう「習うより慣れろ」なのですが
その前には必ず「知らない」から「知っている」という
「習う」段階があるわけです。
だから慣れるために習うのです。
コミュニケーション上のストレスを軽くする!
組織の人材力・組織力・関係力を数値化する!