つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

【事業再構築補助金】4次申請のポイント

いよいよ始まりましたね。

事業再構築補助金第4次公募

 

3次からけっこう間があったので

何かしらマイナーチェンジがあるかと思ったら

さほど変更はありませんでした。

 

毎回言ってますが早め早めに

必要書類を揃えることが大切です。

 

肝心な事業計画の内容ですが

1~3次の傾向から問われることは

①事業性

②自社の強みを活かしているか

③相乗効果があるか

 

①の事業性はどれくらい儲かるのか

なぜそのくらい儲かるのかの根拠を示すことです。

なぜその価格で販売して、なぜその位お客さんがくるのか

何か客観的なデータを用いりながら示すことです。

 

②はみなさん、自社の強みをわかっているようで

実はそうでもないです。

何でもそうですが案外自分のことはわからないもの

だからこの機会にしっかり自社を見つめなおし

強みを明確にし、新事業に活かすことが大切です。

 

審査では合理的に理屈っぽく見ますから

中小企業では特に今の強みを活かさないと

新しい事業ではうまくいくはずがないと見られます。

 

③は②ともリンクしますが新事業だけが上手くいっても

会社全体、既存の事業にいい影響がないとダメだよね。

ってことです。

 

この②と③が浅い事業者さんがとても多い印象です。

②に関してはせめて3つくらい列挙できることが

望ましいです。

 

そしてよくあるのが

経営者の思いがいっぱいつまった計画書です。

それはそれで良いのですが

熱い思いはエッセンスにすぎません。

 

大切なのは客観的で合理的な内容です。

だから第三者、今回で言うと

認定支援機関の存在が重要視されています。