つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

人は必ずしも合理的に行動するわけではない。

昨日は限定合理性について
カップ麺は節約になるのかという
ツイートを引用して少しだけ触れました。

限定合理性ってちょっと
わかりにくいですよね。

これは行動経済学の用語で
経済学と心理学が融合した
学問になります。

従来の経済学は
人は必ず合理的な行動をとる。
ということが前提にあります。

カップ麺の話だと
コンビニだけでなく他のスーパーや
ネット通販などありとあらゆる販売チャネルを
確認して一番安いところで買う。
というのが経済的に合理的ということです。

しかし現実はコンビニで高い
カップ麺を買ってしまうように
必ずしも合理的な判断をするとは限りません。
むしろ経済的には不合理な判断を
常にしていると言っていいでしょう。

人は直感や感情で意思決定を
左右されることがほとんどなので
その要素をふまえた考えとなります。

少し前にお伝えした
認知決定のメカニズム
システム1とシステム2も
行動経済学の中の概念です。

この行動経済学を上手く活用することで
商品やサービスの売上が大きく変わるので
身に付けておくとよい考えですよ。