つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

目的が明確であれば非情な采配も納得できる。

昨日は久しぶりにサッカーを

スタジアムで観てきました。

 

ルヴァンカップという大会で

準決勝ということで決勝の切符をかけた大一番でした。

アウェー側の横浜Fマリノスのサポーターも

かなり詰めかけ、素晴らしい雰囲気でした。

 

やはりゴールが入った時の熱狂は

我を忘れるくらいのテンションでした。

 

さて、この試合の中で気になったことがありました。

それは名古屋グランパス側の選手交代についてです。

 

前半のうちに河面選手がおそらく足の負傷で

中山選手と交代しました。

そこからマリノスに押し込まれる展開が進み

なんとか前半を終了。

後半開始からその中山選手に変わって山岸選手がでてきました。

 

中山選手は途中交代ながら20分位の出場だけ。

確かに中山選手のサイドから押し込まれ

全体の守備バランスがおかしくなっていましたが

交代枠が限られている中

サッカーではあまりない交代の仕方でした。

 

非情な采配ですが

こういう決断をリーダーは

していかなければならない。

そう思った瞬間でした。

 

こういう時に効き脳Cの友好的・感情的思考が

強く出ると「すぐ交代するのはかわいそう」とか

「もう少しだしてやりたい」と考えてしまい

交代の決断を躊躇してしまいがちですが

「勝つため」「決勝にいくため」

そうなった時には妥当な交代だと

チームはもちろん、私たちサポーターもそう感じました。

 

通常のリーグ戦ではある程度

「育成のため」という要素もありますが

今回の大会は負けたら終わりのトーナメント

そしてタイトルにかなり近い位置にいるため

全員が「勝つため」という思いで納得ができたのではないでしょうか。

 

意思決定で迷った際には

「何のため」かを再度確認することだし

この「何のため」が最初に明確でないと

判断も遅くなってしまうということになります。

 

 

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