つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

事業再構築補助金の落とし穴

事業再構築補助金について

2月15日に新しい情報が

発表されました。

 

事業再構築補助金の概要

 

この補助金を申請するにあたり

3つのステップで考える必要があります。

 

ステップ1:取組みが新分野展開、業態転換か?

 

これはまず考えるところでしょう。

そしてこの取組みは対象になるのか?

といったお問い合わせも多くいただいています。

 

そして今回の発表で改めてわかって

見落としがちなポイントが次の2つのステップです。

 

ステップ2:事業再構築の必要性は何か?

 

今回の補助金はコロナ禍で落ち込んだ業績を

回復させる取組みに対して国から補助が受けられます。

この「必要性」が具体的にそして合理的に説明できるか?

が重要なポイントです。

 

ステップ3:事業再構築の市場で生き残れるのか?

 

例えば別の業種を現在やっていて

飲食業をやりたいという方がいるとします。

どういう形態で飲食業をやるかに寄りますが

果たしてしばらく続くと言われているコロナ禍で

飲食業として生き残っていけるのか。

その妥当性を申請書上に説得力のある文章で書けるのか?

これを考えなくてはいけません。

 

公募要領は3月にでますが

それまでに準備できることは上記3ステップを

まず考えてみることです。

 

そこでいける!と思えば申請にトライして良いと思います。

しかし、難しいかもと思うのであればもっと深く考えるか

補助金の申請は諦めて本業に集中する方がよいと思います。

 

ふわっと考えていていざ申請するというときに

やっぱりダメだと落とし穴にはまらないように

今のうちから考えておきましょう。