つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

「組織は戦略に従う」の限界?

昨日はサッカー日本代表の親善試合から

目的・目標・ビジョンは常にセットである

ということをお伝えしました。

 

今日もサッカーで大事な試合があるんです。

ルヴァンカップの準決勝

名古屋グランパスvsアビスパ福岡です。

 

2試合を行って勝負を決めるのですが

第1戦は敵地で1-0と負けてしまい

今日がホームの豊田スタジアムでの一戦です。

 

名古屋グランパス、実は今

かなり調子を落としています。

 

シーズン途中で主力選手が海外のチームに

引き抜かれてしまった影響で

それまで上手くいっていたことが全然できなくなりました。

 

チームとしてはシーズン途中で

闘い方を再構築しなくてはならず苦しんでいます。

 

チームとして軸となる戦略はあるのですが

新しく加入した選手も含めうまくかみ合っていないです。

 

「組織は戦略に従う」

 

と言います。

経営史学者のアルフレッド・チャンドラーの言葉です。

 

選手個々の技術や能力は高いと思います。

ただ戦略にあった配置やポジションができていない。

長谷川監督は試合を重ねながらずっと試行錯誤を

しているような感じです。

 

今の戦略のサッカーをするには

引き抜かれた選手のようなボールを持てる、運べる

そして強いフィジカルのある特徴が必要ですが

実際はいない、代わりになる選手がいません。

 

なのでもともとの戦略プランAから

今いる選手、チームの能力の範囲内で実行できる

戦略プランBを試合をしながら実装しようとしています。

 

チャンドラーさんの命題とは逆ですが

ある意味、経営資源が潤沢ではない現状

そして、中小企業としては理にかなっていると

言えるかもしれません。

 

*********************************

来年6月から始まる

組織のリーダーのためのマネジメント講座

チームビルディングトレーニングキャンプ

https://flink22.com/tbtc.html

早割キャンペーン中! 

********************************* 

<その他ご案内>

人と人の違いを理解する!

メンバーの強みを知れば相互理解が加速する!「効き脳診断」 

組織の人材力・組織力・関係力を数値化する!

組織を勝利に導く戦略ボード「ソコアゲ」組織診断