実は今、高知県にいます。
高知に来たのは20年以上振りでしょうか。
昨日からいるのですがずっと雨です。
台風の影響もあるようですが高知って実は
日本の中でも最も降水量の多い県のようです。
毎年、だいだいトップ5には入るようで
土佐湾を挟んで弓状を呈する地形をしていることもあり
湿った気流が流れ込みやすいからだそうです。
ちなみに降水量はトップクラスですが
降水日数はそんなこともないんです。
ちょっと古いですが2014年のデータだと
年間降水量は3659mmで全国1位
しかし、年間降水日数で見ると
122日で17位(1位は秋田県で177日)なんです。
「雨が多い県」と聞くと
雨の日が多いんだなと思うのですが
このデータを見ると一度に降る雨の量であって
土砂降りな大雨が多いってことなんですよね。
(それはそれで嫌ですが・・・)
こう考えると日本語の難しさもありますが
伝え方や言葉の後の付け加えで相手の印象や考えが
全く異なってくるということです。
年間降水量が多いという意味で「雨が多い」と
自分は言っても受け取る相手はおそらく
「ずっと雨が降っている県なんだな」と思ってしまう。
特に重要な内容については相手がこう受け取るかもしれないと
考えたうえで発信するのも大切ですよね。
人と人の違いを理解する!
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