つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

任せているから自分は分からない。でもいいんじゃない?

昨日に引き続き日大アメフト部についての

会見からお伝えしようと思います。

 

会見では林理事長、酒井学長そして

元検事で競技スポーツ部担当の沢田副学長の

幹部3人が対応しました。

 

記者が林理事長に質問を投げると

「その件については副学長の方から・・・」と

副学長から説明をするよう求めていました。

 

このようなやりとりについてコメンテーターからは

「理事長自ら話をすべき」

「もっと大学のことを知っておくべき」

「トップが知らないなんておかしい」

「もっとトップダウンで改革を進めるべきだ」

と非難されていました。

 

なるほどわかる気はします。

そして一連の経緯などを見ると不可解なところもあります。

 

ただ日大って生徒数が7700人、教員・職員もいれると

かなり巨大な組織です。しかもキャンパスが各地に点在しており

物理的な距離もあります。

そんな組織の末端の事件まで把握するのは不可能です。

(事件の大小、社会へのインパクト等は鑑みる必要はありますが)

 

だからそれぞれの部門でトップがいて権限を委譲しているのです。

基本的にはそれぞれのトップに任せ最後の責任は理事長がとる

という形が本来の姿なのかなと思いました。

 

昨日お話ししたようにおそらく林理事長は効き脳的にはDが高い。

Dが高いことは変革や新しい場所に連れていくリーダーです。

しかもこんな巨大な組織の改革なんて1年でできるものではないし

相当の時間と労力が必要になります。

 

今回のニュースを見て特に出身というわけではないですが

日大・そして林理事長を応援したい気持ちになりました。

 

 

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