つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

スペイン戦勝利の要因はダチョウ俱楽部方式

スペイン戦の勝利から1日経ち
ちょっと落ち着いてきました。
メディアから出てくる情報量が
半端ないので全く追いつけてませんが。

さて、スペイン戦の勝利を生んだものは何か?
一つにボトムアップの組織があります。

森保監督は選手の自主性を大事にします。
国歌斉唱の際は感極まって涙しています。
間違いなく効き脳C(感情・人間関係重視)が高いでしょうね。

スペインをどう攻略するかを
練習で試した際にどうもうまくいかないことが
あったようです。
その時に選手で集まって議論を交わしたようです。

監督が提示したフォーメーションと守り方に対して
選手がこうした方がよい、ああした方がよいと
所属クラブの例を挙げて話した結果
これでいこうとなったのが試合開始からの
3バックシステムです。

森保監督は自分が良いと思ったものを手放し
選手の意見を聞いたうえで新しい答えを導きました。

この対話の形と意思決定の仕方が
ボトムアップの組織です。

ボトムアップの組織とは簡単に言えば
監督とスタッフ、選手が同じ高さの場所にいて
ビジョンのもとに意思決定をします。

これをサッカーブロガーのみぎさん(@migiright8)
はこんな感じで表現していました。

森保「今回はこれで」
(上手くいかず議論起こる)
堂安「フライブルクはこうやるで」
守田「スポルティングだとこう守るね」
鎌田「フランクフルトのやり方いいよ」
結論→じゃあ今回フランクフルト式で

こうやって、それぞれ意見持ち寄って反映するのも
実行するのも凄いな。ダチョウ倶楽部方式だ。


秀逸です。
成果があがる組織はダチョウ倶楽部方式のようです。