昨日は人の認知(意思)の決定には
2つのシステムが作動している。
というお話をしました。
システム1とシステム2について
もう少し分かりやすい例でお伝えします。
突然ですが問題です。
バットとボールは合わせて1,100円。
バットの値段はボールより1,000円高い。
ではボールはいくら?
(シンキングタイム!)
これ結構ポピュラーな問題なのですが
ボールの値段は100円!と
答える人が結構います。
正解は50円です。
バット:1,050円
ボール: 50円
合計で1,100円
バットとボールの値段の差は1,000円です。
この問題ほとんどの方はまず
直感的にボールは100円かなと思います。
これがシステム1です。
次にほんとかな?と思って
細かく確認してみると違うと気づき
正解の50円とだします。
この流れがシステム2です。
直感的にわかった!と思って
100円と答える方はシステム1だけを
使っているという事になります。
このように意外とシステム1で
コミュニケーション等を
やり取りしている場合は結構多いのです。