つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

人の意思を決める2つのシステム

テレビのニュースや
ネットニュースを覗くと
静岡県での園児バス置き去り事故の
話題を目にします。

本当につらいニュースです。

ニュースを見ながら私たちは
なんてひどいことをしたんだ!
理事長が悪い!副園長も悪い!
と感じます。

誰がどう感じるかは別として
私たちは直感的に何かを感じ
その最初の印象が全てを
決定づけることがあります。

一方でその出来事の背景や
構造をたどっていくと
全く別の印象を抱くこともあります。
または最初で感じた印象をより
強くすることもあります。

このように人は一つのできごとに
対する認知を2段階で決定します。

これを行動経済学
システム1とシステム2と言ってます。
この2つのシステムによって
認知(意思)決定が行われます。

ここで大事なのは
自分が持っている印象は
(これは出来事に対しても人に対してもです。)
システム1で認知しているものか
システム2まで動員して認知しているのものか
どちらで決定しているかを知ることです。

話が長くなりそうなので続きはまた明日で。