新規事業と組織のあり方について
お話をしています。
新規事業について語られるときに
最近では富士フイルムの例が
良く出されます。
カメラのフィルムの会社が
化粧品の製造をするなんて
今でもなかなか想像つきません。
でも実はフィルムに使う技術が
肌の酸化を防いだり主成分が
コラーゲンだったりと
研究・技術レベルでは関連性が
あったんですよね。
一般の中小企業ではそこまでの
レベルにはいかないまでも
既存事業と新規事業の関連を
無視して考えることは厳しいです。
あくまで既存事業を通じて
蓄積された資産や市場、能力を
活用して生み出すのが基本です。
そうやって絞り出したアイデアを
ビジネスとして昇華させる過程で
ぶち当たるのが誰がやるのか。
というところです。
先日新規事業の敵は「社内」にあり
とお伝えしましたが
結局大切なのは
組織の中でうまく新規事業を進めるための
他者を巻き込む力なんだと思います。