つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

新型コロナウィルス影響下の事業継続計画

新型コロナウィルスによる社会の動きがこの1週間で大きく動きました。

軒並み、大規模のイベントはもちろん、小規模のイベントやセミナーも中止・延期になっています。

自分が予定していたセミナーも中止になってしまいました。

 

日本全体の経済活動が停滞していく中、前回お話ししたテレワークとともに注目してもらいたいのがBCPです。

BCPとは事業継続計画と言って企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。(中小企業庁HPより)

 

主に地震や台風などの自然災害による被害を想定しているものを思ってましたが、中小企業庁のホームページを確認したらちゃんと感染症についても記載がされていました。

f:id:flink22:20200301220342p:plain中小企業庁HPより

 

事業継続計画の策定と言っても比較的余裕のある企業しか作れないと思います。

ただ現実に新型コロナウィルスという感染症の影響が各方面ででているので

事前に策定している企業とそうでない企業との対応の差はあると思います。

 

ちなみにこれから公募される「ものづくり補助金」の加点項目としてあります。

このBCP(事業継続計画)、大変な状況だと思いますが考えてみてはいかがでしょうか。