つなぎの診断士

自動車整備士の資格と経験を持つ経営コンサルタントのブログ

“沈黙の文化”は誰がつくるのか?

昨日は日本郵政の運送事業許可取り消しの

ニュースから「沈黙の文化」についてお伝えしました。

 

この沈黙の文化は組織における構造です。

構造がある以上、同じことが繰り返されます。

 

これは氷山モデルで表すことができます。

 

<氷山モデル>

できごと

パターン

構造

メンタルモデル

 

日本郵便の不祥事で言うと

「できごと」

・複数の局で法定点呼が未実施だった

酒気帯び運転が20件あった

「パターン」

・点呼をしないことが数年にわたり常態化

・形だけの記録や改ざんも常態化

「構造」

安全よりも配達スピード・物量処理が優先

点呼実施を確認する監査体制が形骸化

「メンタルモデル」

昔からやってきたから問題ない

問題を報告すると自分に不利になる

 

こんな風に説明できるかと思います。

一番底の「メンタルモデル」が大本なので

個々が変われば最終的な「できごと」が変わります。

 

ただ人のメンタルモデルはなかなか変わりません。

しかも一人一人に意識付けするというのは

時間と労力がかかり過ぎます。

さらに人は自分の考えや価値観を外部から

変えられることは非常にストレスに感じます。

 

だからもう一つ上の「構造」に着目するわけなんですね。

 

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