昨日ご相談を受けた経営者さん
業務が回らなくなりつつあるようで
新しく採用するために募集をかけたところ
まず１名の応募があってお会いしたそうです。
そしてその方について検討をしていたところ
また別の方から応募があってまだ会ってはないのですが
どうしようか迷われているとのことでした。
何を悩んでいるかというと
先の人は良さそうなんだけど決め手に欠ける・・・
次の人は履歴書上では良さげだけど社内の雰囲気に合うかどうか・・・
先の人を待たせるのはよくないので結論をだしたいのだけど
はて、どうしようか・・・
というものでした。
そこで聞いてみました。
「今回の採用活動にあたり何がわかると
採用か不採用かの意思決定ができますか？」
その経営者は
「そうなんですよね～・・・」
と考え込んでしまいました。
今回のケース、経営者の方が
採用についての明確な基準をもっていない
わけではないんです。
あるんだけどいろんなことが
降りかかってくるうちに
どこかに忘れてしまった感じなんです。
なのでそのあたりを丁寧に聴いてみることにしました。
次第にこの経営者の頭の中が整理されて
採用の判断軸が明確になってきました。
そして最後には最初の方はお断りさせていただく。
という結論にいたりました。
私が聴いたのは「構造」の部分です。
構造がはっきりすると生まれてくるものがあります。
この構造の部分に光をあてることによって
いつの間にか問題が解決するということが起きるんですよね。
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